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スーパー銭湯に行くのは平日に限る

hotsprings - Beitou


昨日は、久しぶりの休日だった。


こういう日は、広いお風呂にゆったりつかって、日頃の激務の疲れを癒やしたいものだ。


温泉はさすがに遠いので、近場で行けるスーパー銭湯に行ってみた。


自宅から車で30分ほど。爽やかで暖かい日だったので、ドライブにも最適だ。


あまりにも暖かくて、眠くなるのを抑えながら、目的地へ向かった。


お目当てのスーパー銭湯に到着してみると、そこは、クルマの大渋滞だった。


そこはかなり広い無料駐車場であるにも関わらず、満車である。


やれやれ、なんてこったい。


そのスーパー銭湯は、パチンコ屋と隣接しており、駐車場も共用である。


それにしてもだ。満車である。いったいどれだけの人がお風呂に入ってるんだろうか。これでは、お風呂に入ったところで、芋の子を洗うような混雑にちがいない。


湯船で手足を伸ばして、はあー、なんてため息もはきながら、ゆったり満喫、という状況には程遠そうである。


しかも、車列が全く微動だにしない。


若干、尿意ももよおしてきた。いかん。クルマを捨てて、コンビニに走るわけにもいかない。これはまずい。


「いま尿意をもよおしてないんだ、俺は」と脳に言い聞かせながら、クルマが動くのを待つ。


、、、まずい。脳が俺の指令を受け付けてくれない。ますます膀胱が膨れ上がってきた。


目の前にローソンがあるのだが、クルマがいつ動くかもわからない。


心頭滅却すれば火もまた涼し。


修行僧になった気分で渋滞が動くのを待つ。


、、、あ、まずい、ちょっと出たかもしれない。非常に切羽詰まった状況である。こんなことなら、家で昼寝でもしておけば良かった!


そう思った瞬間、やっとクルマが動いた!


早速、Uターンし、目の前のローソンにクルマを走らせる。


良かった。なんとか間に合った。嗚呼、至福のひとときである。


今日のミッションは終わった気分になり、スーパー銭湯はあきらめた。そのまますごすごと家路につく。


やはり、スーパー銭湯は平日に行くに限る。あと、車内には、簡易トイレを用意することを肝に銘じた、そんな休日だった。

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